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病気にさせない相談に医療施設が動き出す

病気にならない身体作りを応援するプログラムとして、大概のクリニックが自由診療の特別メニューを用意しています。目に見えない身体の老化を測定できるのは、医療器となる血管年齢測定器です。リラックス状態で手指にセンサーを装着するだけ、痛みもありません。動脈硬化のスクリーニングに有効ともいいますが、なんせ、リラックスすることが条件、そのため、医療施設ではゆったりできる個室が用意され、検査には約20分かかるようです。他にも、骨年齢測定、いわゆる骨密度検査では高齢者に多い骨粗鬆症のスクリーニングに適しているようです。また、自由診療にも健康相談というメニューも用意されています。病気ではない、けれど健康上の不安、つらい症状を持っているなら相談ができます。もちろん、健診結果をもう一度説明して欲しいなど、健康に関する相談に医師がオーダーメイドで応じてくれます。ですから、骨粗鬆症の疑いがある高齢の親の付き添いで来た実子、女性ホルモンの減少、ストレスによる悩みを打ち明けるケースもあります。女性の骨粗鬆症の割合は2割ともいいます。意外にも、付き添う側がカウンセリングを受けて健康法を実践する、こうしたことも少なくありません。

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